Stage Felissimoはフェリシモ「ミュージアム部」より、文豪・坂口安吾の逸話に着想を得た「“ライスカレー100人前事件”のキルティングトート」を販売している。
フェリシモ公式通販サイトなどで取り扱う。税込4070円。
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〈坂口安吾とは〉
坂口安吾は新潟県出身の昭和期に活躍した文豪。豪快な生き方の反面、鋭い洞察力にもとづく作品を多数、多岐にわたるジャンルで書き遺した。代表作は「堕落論」「白痴」「桜の森の満開の下」など。
「カレーライス100人前事件」が起きたのは1951(昭和26年)年11月。友人の檀一雄宅に居候中、突然、「ライスカレーを100人前頼め！」「100人前と言ったら100人前だ！」と発言。近所のお蕎麦屋さんや食堂から届いたのは結局20～30人前ほどだったというが、檀一雄宅の縁側や庭にズラリと皿が並べられ、その場に居合わせた人々は黙々とカレーを食べ続ける羽目になったという。この出来事は競輪レースの不正を告発した事件などで精神が消耗した末の奇行と言われている。
〈フェリシモ「ミュージアム部 坂口安吾の逸話より“ライスカレー100人前事件”のキルティングトート」詳細〉
フェリシモ ミュージアム部の「“ライスカレー100人前事件”のキルティングトート」は当時たくさんのカレー皿を運んできたであろう岡持ちをイメージした、小さめトートバッグ。サイズは縦約20cm(持ち手含まず)、横約31cm(上部)、約17cm(底部)、まち幅約12cm(底部)。
“カレーライス柄ステッチ”の細やかなキルティングは唯一無二のかわいさ。ライスを表現した左右パイピング部分のボア生地も特徴的。終戦6年目の時代背景を考慮し、まだ精米が甘く糠ぬかが落ち切っていない米をイメージした生成り色を採用したという。坂口安吾と代表作「桜の森の満開の下」をイメージしたオリジナルデザインタグもレトロでおしゃれな雰囲気。
エピソード満載の個性的なトートバッグは実用性も十分。取っ手の握り部分は平らで持ちやすく、底まちが広いデザインは”お弁当箱や水筒を入れて、ランチバッグとして使うのもオススメ”。文豪モチーフグッズにふさわしく、文庫本が一冊入る縦長ポケット付き。
なお、フェリシモは月に1度配送する独自の「定期便」システムが特徴の通信販売会社。雑貨、アパレル、食品、手作りキットなど幅広く取り扱う。独創的でかわいいオリジナル商品は特に女性ユーザーに支持されている。注文はオンラインショッピングサイト、書店などで購入できる紙媒体･電子書籍カタログのほか、上野駅構内などの実店舗でも一部商品を購入できる。
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