【ドミノピザ福袋】落選でも“Sピザ3枚無料”クーポン配信、Lピザまたはニューヨーカービザ注文で【アプリ・オンライン限定、持ち帰り限定】

宅配ピザチェーン「ドミノ･ピザ」は2024年2月3日(土)の節分に発売する初の福袋「ドミノの福は内袋」の事前抽選結果を通知した。

すでに1月31日から2月1日にかけ、事前申込をした人のメールアドレスに結果を通知。当選通知のメールを受け取った人だけが、2月3日(土)から2月11日(日)の対象期間中、指定店舗で福袋を購入できる。

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ドミノピザ福袋抽選結果通知の反響

メールによる抽選結果通知の対象期間に入ると、SNSには当選を喜ぶ人の声や、抽選結果がなかなか来ずに気を揉む人、まだ期間が終わらないうちに「通知が来ないから落選だろう」と諦める人など、多くの反響が投稿された。

何しろ、ドミノ・ピザの福袋は「最大で約4万円以上お得」という触れ込みのクーポンブック付き。目玉となるクーポンは「Sピザ毎月1枚無料(持ち帰り限定)」で、利用期間は2025年1月末まで。

毎月1枚、1年間にわたり無料でピザが楽しめるとなれば、これはなかなか大きな生活の変化だ。当選して大喜びするのも、当落結果が気になって気を揉むのも、「あまりにもお得すぎる」「公式がバグってる」などの評判が立つのも当然だろう。

「ドミノの福は内袋」の抽選には、「ランチバッグ」編集部でも総出で応募。しかし、販売数量6万セットに対し、応募は初日だけで15万件を突破した大注目の福袋だけあって、競争倍率は低くない。当選者は1人だけにとどまった。

筆者自身は残念ながら落選。「抽選結果のお知らせ」というメールが届き、意気揚々と開封したところ、「厳正なる抽選の結果、誠に残念ながら落選されましたことをお知らせ申し上げます」という通知だった。

しかし、必ずしも悪いことばかりではなく、「ご応募いただきましたことへの感謝の気持ちを込めまして、ささやかではございますが、特別なクーポンをお送りさせていただきます」とある。

まあ、100円か200円でも割り引いてもらえるなら、いくらか応募した甲斐はあったか、と自分を慰めつつメールを読み進めると、「事前抽選販売へのご応募ありがとうございました!」という御礼に続き、「Lピザまたはニューヨーカーピザ1枚買うと、1ハッピーSピザ3枚無料」とある。

利用できる期間は2月3日(土)から2月11日(日)までと限定的だが、「Sピザ3枚無料」。なかなかインパクトのある響きではないか。

もちろん、今ならドミノ・ピザは通常時でも「持ち帰り半額」のサービスを実施している。デリバリーでも、Lピザまたはニューヨーカーピザを1枚買うと「1～2ハッピーレンジのSピザ2枚無料」がクーポンなしで付いてくる。

とはいえ、Lサイズピザの周りにSサイズピザ3枚を並べ、「4種類のピザでピザパーティ!」という光景を想像すると、それだけでもハッピーではないか。

“福袋落選のなぐさめ”としては十分すぎるほど大きく、当選はせずとも「応募して良かった!!」と心から思えるどころか、すっかりドミノ・ピザが好きになってしまいそうだ。

マーケティング業界では昨今、企業が自社ブランドのファンを育てる“ファンマーケティング”の手法の重要性を訴える声が強くなっている。

当選すれば「約4万円以上お得」なクーポンブック、落選しても「Sピザ3枚無料」のクーポン。ドミノ・ピザ福袋の“公式がバグってる”大盤振る舞いは、ファンづくりとして大きな成果を上げているのではないだろうか。