クリスマスまで毎日、箱の小窓を一つずつ開けて中のお菓子を楽しみながらカウントダウンしていくアドベントカレンダー。日本でもクリスマスの定番グッズとして広く知られるようになりましたが、自分で作ったことがあるという人はまだあまりいないのではないでしょうか。
【リンツ福袋2024】店頭販売発表、5480円・10000円・15000円の3種類 発売は元日から、アウトレットは中身が異なる
チョコレートブランド「リンツ」には2023年、初めて“自分で作る世界に1つだけのアドベントカレンダー”が登場しています。見た目もコロンとかわいい、たくさんのフレーバーチョコレートを取り揃える「リンツ」だからこそできる、オリジナルアドベントカレンダー作りを体験レポートします。
リンツ初 自分で作る世界に1つだけのアドベントカレンダー
リンツの「オリジナルアドベントカレンダー」は、看板商品の「リンドール」をはじめとするチョコレートを自分の好きな場所に、好きなフレーバーを詰めて作り上げる商品です。
「リンツ」定番の量り売りチョコレート・PICK&MIX(ピックアンドミックス)から好きなチョコレートを選び、日付ごとに仕切られた箱に詰めていきます。最後に華やかなクリスマスデザインのふたをかぶせれば、自分だけ、世界にひとつだけのアドベントカレンダーの完成です。
箱は24日分の「リンツPICK&MIXアドベントカレンダー」、7日分「リンツカウントダウンカレンダー(7Days)」の2種類。販売店舗は全国の「リンツショコラブティック」「リンツブティック&カフェ」、販売期間は12月25日(月)までです。
【リンツショコラプリン ミルク・ダーク食べ比べ】福袋の中身実食レビュー/リンツ2023ホリデーラッキーバッグ
価格は箱代+チョコレート量り売り。日付ごとのチョコレートは1つとは限らないので、どれだけ詰め込むかで総額が決まります。参考価格として、リンドールを24個詰めた場合の「リンツPICK&MIXアドベントカレンダー」は税込3,420円。リンドールを17個詰めた場合の「リンツカウントダウンカレンダー(7Days)」は税込2,500円となります。
【スタバのホリデー2023】第2弾「メルティホワイト ピスタチオ」フラペチーノとモカ発売、ピスタチオ×ホワイトチョコ×メリークリームの風味豊かなマリアージュ
詰めるチョコレートの量は自分次第
筆者は東京都渋谷区の「リンツ ショコラ ブティック&カフェ 表参道 フラッグシップ」で、アドベントカレンダー作りにチャレンジしました。
【クリスピークリームドーナツ】サンタ・トナカイ・スノーマンと「ピスタチオクリームリース」「ホリデーストロベリーリング」販売スタート【ホリデードーナツ2023】
選んだ箱は24日分のカレンダーが作れる「PICK&MIXアドベントカレンダー」。箱代は300円。1日分のスペースの大きさはリンドール1個では少々余裕があり、2個ならきっちり入るくらいでした。薄い「ナポリタン」やコインチョコやは数個入ります。できるだけ詰めてクリスマスらしくにぎやかにするか、あえて“余白の美”を演出し宝石のような高級感を出すか、センスが問われるところです。
【リンツ福袋開封レポート“ホリデーラッキーバッグ2023”10000円】ブラウンの非売品バッグにリンドール・ショコラプリン・ショコラサンドなど【店頭限定】
自分だけの宝物を作る特別感
さて、普段の筆者はチョコレートのアソートなどをもらっても内心「全部ミルクでいいんじゃないか」と思うほど保守的でまるで冒険心がないタイプです。ところが実際に詰めはじめてみると、自分でも驚くほど色々なフレーバーを手に取っていました。
通常の詰め合わせバッグではこうはいきません。細かい仕切りの箱を順に埋めていくのは、独特な満足感、自分だけの宝物を作っているような特別感があるのです。なにより隙間を埋めたくなるのは人の性(さが)。24日分という決められた枠も“選ぶ楽しみ”を加速させてくれます。一日分が埋まるごとに大きな絵ができあがっていくようで、とてもワクワクするのです。
ホリデーシーズンが始まり、店内の雰囲気も心なしかいつもより華やかです。その中で明るい照明を受けて色とりどりに輝くリンドールは、まさに“甘い”クリスマスツリーのオーナメント。
【リンツ福袋の中身実食レビュー】リンツショコラサンド70%カカオ/2023ホリデーラッキーバッグ
「あ、この色好き」「せっかくだから期間限定も」「クリスマスなんだからもっとカラフルに」と、気づけばすっしりと重めのアドベントカレンダーができあがっていました。クリスマスの魔法、おそるべしです。
夢中で24日分も詰めると何のフレーバーを何日に入れたかわからなくなってしまうのも、アドベントカレンダーのお楽しみを損なわないのでかえってよい……のでしょうか?
「リンツ」店内では大人から子供まで、多くのお客さんが目を輝かせながら「オリジナルアドベントカレンダー」の詰め合わせを楽しんでいました。クリスマスをワクワクして待つためのアドベントカレンダーを作る、というさらなるワクワクは、この時期だけのお楽しみです。
幸せの詰まった紙袋をかかえて帰路についた、元「リンドールはミルクだけでいい」派からは以上です。