【アイコンチキンソルト＆レモン実食レビュー】マクドナルド“リバイバルバーガーズ”で復活、仕様変更で四角いバンズに

2024年1月31日(水)、ハンバーガーチェーン「マクドナルド」に登場した「アイコンチキンソルト＆レモン」。

キャンペーン“リバイバルバーガーズ”のひとつとして復活したメニューです。初登場は2010年7月。当時はマックの定番バーガーとして販売されていたので、20代後半くらいから上の世代には、覚えている人も多いかもしれません。

ただし、今回の復活販売では過去の商品と一部原材料を変更しており、バンズもかつてのやや細長いものから、真四角に近い形に変わっています。

マクドナルド「アイコンチキンソルト＆レモン」重量・カロリーと値段

2024年に復活した「アイコンチキンソルト＆レモン」の標準製品重量は1個186g、カロリーは470kcal。定番メニューのチキンバーガー「チキンフィレオ」は183g・470kcalで、おおむね同程度となっています。

値段(税込価格)は単品500円、サイドメニューとドリンクMサイズ付きのバリューセットが800円。ただし、マクドナルドでは「都心店」「準都心店」と、高速道路サービスエリアや空港などの「特殊立地店」で、通常店舗と比べて高めの価格設定が採用されています。

なお、過去の人気商品を復活販売するキャンペーン「リバイバルバーガーズ」の対象メニューは「アイコンチキンソルト＆レモン」に加え、「スイートチリえびフィレオ」「たまごダブル」と、「たまごダブルマフィン」の全4品。

「たまごダブルマフィン」は店舗に掲げられたポスターに載っていませんが、朝マック限定メニューとして提供されています。

販売期間は4品ともに3月下旬までの予定。販売時間帯は朝マック限定の「たまごダブルマフィン」が開店から午前10時30分まで。ほか3品は午前10時30分から閉店までとなっています。

マクドナルド店舗でテイクアウト購入してきた「アイコンチキンソルト＆レモン」のパッケージはボックス。

「ランチバッグ」編集部では「リバイバルバーガーズ」の4品を全て発売当日に購入していますが、パッケージがボックスなのは「アイコンチキンソルト＆レモン」が唯一で、ほか3品は包装紙です。デザインは全て90年代ダンスシーン風の「リバイバルバーガーズ」限定パッケージでした。

「アイコンチキンソルト＆レモン」のパッケージを開けると、ごまがのった四角いバンズ。でこぼこした形がユニークな特製バンズです。

中身はモモ肉のチキンにレタス、スライスオニオン、ホワイトチェダーチーズ。ほどよい食感のローストガーリックに、旨塩レモンソースも合わせられています。

バンズを持ち上げてみると、モモ肉のチキンの照りがいかにもジューシーで美味しそうです。

かぶりつくと、思った以上のレモン風味。単に酸っぱいというだけでなく、爽やかで、ちょっぴりほろ苦さもある、“レモン果実のような風味”になっています。チキンに油っぽさを感じることもなく、爽やかさと旨味、チキンの食べ応えや野菜のシャキシャキ感も楽しめます。

筆者はレギュラー商品だった2010年当時の「アイコンチキンソルト＆レモン」が好きで、「よく食べていた」というような記憶があります。当時とは原材料の一部が変更されているとのことですが、さすがに詳細に味を思い出して比べることはできません。

2010年から2024年までの間には、一時は“空前のレモンブーム”とも言われたほどに、レモン風味のスイーツやお菓子が多数登場し、レモンの風味付けをしたチキン商品も出てきました。

今回の「アイコンチキンソルト＆レモン」の実食では、レモン風味の良さが特徴的だと感じました。想像にはなってしまうのですが、“レモンブーム”を経た今、消費者の肥えた舌を満足させるため、マクドナルドとしても風味の向上に取り組んだ…というようなことも、あるように思います。