【緑茶“綾鷹”新旧比較】味もペットボトルも7年ぶり大幅リニューアル【ごくごく飲みやすい大容量】

コカ･コーラシステムはリニューアルしたペットボトル緑茶飲料「綾鷹(あやたか)」を2024年4月15日(月)に全国発売します。

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新しい綾鷹の容量と値段

リニューアル後の「綾鷹」の容量と税別価格は650ml･160円、525ml･160円、300ml･125円、280ml･125円、950ml･176円、2L･371円、1L･220円。

今回、「ランチバッグ」編集部ではリニューアル前後の商品サンプルをご提供いただきました。比較レビューをお届けします。

コカ･コーラシステムの「綾鷹」は「上林春松本店(かんばやししゅんしょうほんてん)」の協力のもと開発された、「急須でいれたような本格的なお茶の味わいを目指す」緑茶ブランド。「綾鷹」の大幅リニューアルは7年ぶりとなります。

上林春松本店によると、日本コカ･コーラからリニューアルの打診があったのは3年前のこと。従来の「綾鷹」の完成度が高いが故に、リニューアル商品の開発は難航。試行錯誤を繰り返して「急須で淹れた一煎目のような味わい」に到達したそうです。

今回のリニューアルで、ペットボトルの形状は従来の波打つデザインからシンプルなストレートタイプに。新ラベルデザインは“波打つ心が整うような波紋のモチーフ”と明朝体風のロゴで、スタイリッシュな印象になっています。

新綾鷹のペットボトル側面には「つぶしやすい」「リサイクルしてね」の表記。

指先で側面に圧力をかけると簡単につぶせる一方、握っているときにはきちんと形を保つ強度があります。

「綾鷹」メインパッケージの容量は525mlから650mlに増量。今まで以上にたっぷりです。

お茶の色味の違いはグラスに注いで並べると一目瞭然。旧綾鷹は黄味がかった薄茶色でしたが、新綾鷹は淹れたての緑茶に近い黄緑色です。今回のリニューアルでは“淹れたての一杯目”を目指したとされており、見た目も大幅に変化しています。

肝心の味ですが、まず旧綾鷹の渋みや苦みがかなり抑えられていることに驚きました。そのため口に含んだ時の緑茶の香り･うまみがより豊かに感じられるようになり、まさに“淹れたての一杯目”を思わせる味わいです。

そのままは味わうのはちろんですが、甘党の筆者としてはスイーツと新「綾鷹」の相性も気になるところ。

ペアリングを試してみると、苦みのある旧綾鷹はどちらかといえば濃厚なスイーツ向きでしたが、新綾鷹はフルーツ系や和菓子など繊細な香りのスイーツの風味も程よく引き立ててくれました。さまざまなスイーツと合わせられる万能型の新綾鷹は、幅広いおやつのお供にもぴったりです。

新綾鷹はうまみを残しながら風味にクセがなく、喉が渇いたときにもごくごく飲めます。大幅な容量アップも合わせ、暑い季節の水分補給にも便利なリニューアルとなっています。