マクドナルドが2024年4月17日(水)に発売した「ごはんチキンタツタ油淋鶏チーズ」。
販売時間は夕方5時以降の夜マック限定。販売期間は5月下旬までの予定。「チキンタツタ」シリーズ新作として登場した“ごはんバーガー”です。「油淋鶏」の読み方は「ユーリンチー」。揚げ鶏に甘辛いソースを絡めた中華料理です。
値段は単品税込540円。バリューセットは840円。ただしマクドナルドでは都市型店・準都市型店・特殊立地店で標準店舗と異なる設定価格を導入しています。
【チキンマックナゲット】たこ焼き風マヨソース・レモン&ハラペーニョタルタルソース実食レビュー【15ピース490円キャンペーンは5月21日まで】
チキンタツタ「名探偵コナン」コラボキャンペーン
「チキンタツタ」シリーズは近年、年に一度の期間限定メニューとして定着しており、人気コンテンツとコラボキャンペーンを展開するのが恒例。2021年は『タッチ』、2022年は『シン・ウルトラマン』、2023年は『ONE PIECE(ワンピース)』とコラボしてきました。
2024年のコラボ相手は『名探偵コナン』。30年以上の歴史を持つ作品ですが、4月12日(金)に公開された劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』は初動3日の観客動員・興行収入で歴代コナン映画の中でもトップ。今、最も注目が集まっている作品と言っても過言ではありません。
くら寿司やサーティワンアイスクリームでも大々的にコナンとのコラボを展開しており、相乗効果もありそうです。
夜マック限定のチキンタツタは2品。新潟県産コシヒカリ100%の“ごはんバンズ”を使用した「ごはんチキンタツタ」と「ごはんチキンタツタ油淋鶏チーズ」です。
キャッチコピーは「ごはんの真実は、いつも夜!」。『名探偵コナン』の主人公・江戸川コナンの決め台詞「真実はいつもひとつ」を模して、“夜マック限定・ごはんバーガー”がアピールされています。
ちなみに全時間帯で販売されている「チキンタツタ」「油淋鶏チーズチキンタツタ」のキャッチコピーは『真実は、いつもタツタ!』です。
【ごはんチキンタツタ実食レビュー2024】夜マック限定、コナンとコラボ【マクドナルド】
ごはんチキンタツタ油淋鶏チーズ 重量・カロリー・栄養成分
マクドナルド公式のメニュー情報によると、ごはんチキンタツタ油淋鶏チーズの標準製品重量は230g。1個あたりカロリーは474kcal。栄養成分はたんぱく質18.7g、脂質17.8g、炭水化物60.1g、食塩相当量3.6g。
ほかのシリーズ商品を見ると、「チキンタツタ」は重量165g・カロリー380kcal。「油淋鶏チーズチキンタツタ」は194g・456kcal。「ごはんチキンタツタ」は重量202g・398kcal。
重量・カロリーともに「チキンタツタ」シリーズ4商品の中では「ごはんチキンタツタ油淋鶏チーズ」が最もボリューミーで、サムライマック「炙り醤油風 ベーコントマト肉厚ビーフ」の218g・470kcalを超えています。
【チキンタツタ実食レビュー2024】名探偵コナンとコラボ「真実はいつもタツタ!」【マクドナルド】
ごはんチキンタツタ油淋鶏チーズの口コミ
「ごはんチキンタツタ油淋鶏チーズ」についてネット上で口コミを探ると、「めっちゃ美味しかった」「すごく好き」「レギュラーメニューにしてほしい」など、高く評価している人の声が目立ちます。一方で「パンの方が合うかも」という声もあるようです。
【油淋鶏チーズチキンタツタ実食レビュー】2024新作チキンタツタ、名探偵コナンとコラボ【マクドナルド】
ごはんチキンタツタ油淋鶏チーズ“名探偵コナン”コラボパッケージ
マクドナルドでテイクアウト購入した「ごはんチキンタツタ油淋鶏チーズ」。包み紙は青黒の2色刷り。「江戸川コナン」や「怪盗キッド」をはじめ、『名探偵コナン』のキャラクターたちが描かれた数量限定の包み紙で提供されています。
包み紙の両サイドには青いレンガがデザインされています。劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の舞台が函館なので、おそらくモチーフは金森赤レンガ倉庫。「ごはんチキンタツタ」の赤レンガありきで、「ごはんチキンタツタ油淋鶏チーズ」は青レンガになっているようです。
全時間帯で販売されている「チキンタツタ」「油淋鶏チーズチキンタツタ」はフルカラーのイラストがデザインされた紙箱に入っているので、コナンのファンからすると、紙包みで2色刷りの「ごはんチキンタツタ」「ごはんチキンタツタ油淋鶏チーズ」は少々物足りない感じもあります。
【チキンタツタ“名探偵コナン”コラボ】新商品「油淋鶏チーズチキンタツタ」、夜マック限定「ごはんチキンタツタ」も【2024年4月17日発売メニュー一覧】
ごはんチキンタツタ油淋鶏チーズ実食
「ごはんチキンタツタ油淋鶏チーズ」の中身は、真ん中のタツタパティをはさんで、片側には茶色い油淋鶏ソースがたっぷり。
もう方側には黄色いソースが絡んだ千切りキャベツがたっぷり。ホワイトチェダーチーズも入っています。
ごはんバンズの外側までソースがあふれ出ている状態なので、素手でキレイに食べることは難しく、包み紙に入れたまま外側から持つのが良さそうです。
ごはんバンズまで含めて2種類のソースをたっぷりまとっている様子は、触れることにはためらいがありますが、「目で見るだけでも美味しい」と言えるくらい、食欲に突き刺さります。
「ごはん」「チキンタツタ」「油淋鶏」「チーズ」と商品名も情報過多な、和洋中が盛り込まれたジャンクフードの迫力を感じます。
実際にかぶりついても、香味野菜と柑橘果汁を使った醤油ベースの油淋鶏ソースや、クリーミーで少々辛味のあるソースが絡んだシャキシャキレタス、生姜醤油の風味香るタツタパティ、旨みの強いホワイトチェダーチーズと、さまざまな要素がごっちゃになって、マクドナルドのメニューの中でもジャンク感は抜群です。
【コメダ「鶏タツタバーガー」】カロリーはマクドナルド「チキンタツタ」の2倍超
ごはんチキンタツタ油淋鶏チーズ実食の感想
筆者はパンを使った「油淋鶏チーズチキンタツタ」を先に食べたのですが、そちらはふっくらしたパンがジャンク感を抑え込んでおり、味のひとつひとつの要素を楽しんで食べられました。
「油淋鶏チーズチキンタツタ」を食べて美味しいと感じた人は、ぜひ「ごはんチキンタツタ油淋鶏チーズ」も試してみてください。
パンのバンズが“ごはんバンズ”に変わっただけで、全体の印象が大きく変わる面白さが体感できると思います。
権利表記
(C)2024青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996