「ピエトロ」ブランドのサラダドレッシングを製造・販売するピエトロ(福岡市中央区)は2025年秋、福岡県古賀市に新たな製造拠点「Pietro Factory Park(ピエトロファクトリーパーク)」をオープンする。
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人が集う新たな製造拠点「ピエトロファクトリーパーク」
「ピエトロファクトリーパーク」は、工場としての製造機能だけでなく、ピエトロファンが集う新たな拠点として、人々が“つながる場所”を目指し、「工場見学コース」「ピエトロレストラン」「ピエトロショップ」を設置する。また、敷地内の緑地はパブリックスペースとなっており、誰でも気軽に立ち寄ることができ、オープン後は様々なイベントを予定している。
立地は県道35号沿い、多目的広場やスケートパークを擁する大型の公園施設「古賀グリーンパーク」内の物産館「コスモス館」と県道を挟んで向かい。交通アクセスは九州自動車道 古賀ICから車で5分、JR鹿児島本線 古賀駅から車で10分程度。公園や物産館と合わせて楽しむ需要も出てきそうだ。
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「ピエトロファクトリーパーク」施設概要
所在地
福岡県古賀市青柳釜田地区
建物面積
約6,150平方メートル(鉄骨2階建て)
延床面積
約8,158平方メートル
投資予定額
約60億円(土地の取得費用含む)
着工予定
2024年6月
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ピエトロファクトリーパーク「工場見学コース」
ピエトロの創業の歴史や想い、味づくりのこだわりを知ることができる「工場見学コース」を設置。ピエトロがは、「なぜ『手づくり』にこだわるのか、見学を通してお伝えします」としている。
ピエトロファクトリーパーク「ピエトロレストラン」
福岡県古賀市では、約20年ぶりに出店となる「ピエトロレストラン」を併設する。食事だけでなく、食育イベントや料理教室などの利用もできる店づくりを計画。テイクアウトのみの利用も可能。敷地内の緑地で、テイクアウトしたメニューを食べられる。56席。建築面積は265.2平方メートル。
ピエトロファクトリーパーク 限定商品が購入できる「ピエトロショップ」
ピエトロの全商品をラインアップした「ピエトロショップ」を展開する。工場隣接ショップの限定商品、できたてドレッシングなども販売予定。
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「ピエトロファクトリーパーク」オープンの背景
創業の地である福岡県古賀市に、ピエトロ初となる製造工場を竣工してから32年が経過。ピエトロによると、販売拡大に伴って生産量・生産品目が拡大してきたため、新工場を建設することになったという。
新工場では、現在3つの工場に分散している生産を集約することによる生産性の向上を図る。新工場での生産に切り替えることで、より安全・安心な商品を提供するとともに、快適な職場環境を提供するとしている。
新工場の建屋の屋根にソーラーパネルを設置して太陽光による自家発電を行うほか、井戸水を飲料水や生産活動で使用する有効利用システムも導入する予定。