竹材専業メーカー 株式会社山岸竹材店(本社:高知県須崎市)が運営する竹専門店「竹虎」では、黒い色の料理やドリンクを手軽に楽しめる、食品添加用の竹炭パウダー(国産竹炭微粉末)を販売している。
竹虎は明治27年(1894年)創業、日本唯一の虎斑竹(トラフダケ、虎竹)専門店。虎斑竹は淡竹(ハチク)の仲間で、表面に美しい虎皮状の模様が入っていることが特徴。
竹虎では高知県須崎市安和の“虎竹の里”で伐採した虎斑竹を使用し、竹かごや竹ざる、キッチン用品やアクセサリーなどのグッズや、竹炭・竹酢液などを製造販売している。
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竹虎「竹炭パウダー」の特徴・容量・値段など
食品添加用の竹炭パウダーは、「竹虎」公式サイトで全国から通販購入できる。
お試し用の80g入りは税込1080円。そのほかに500g入り(税込4050円)、1kg入り(税込8100円)などさまざまな容量の商品がラインナップされている。
竹虎の竹炭パウダーは四国産の孟宗竹(もうそうだけ)を原料に、昔ながらの土窯を改良した竹炭専用窯で熟練の竹炭職人が焼き上げる。
原料に使用する良質の国産孟宗竹は、筍から親竹に成長し伐採にいたるまで、一切の薬剤、農薬、化学肥料等を使用していない。安心安全な竹炭を届けるためにも、国産・日本製、そして無農薬の竹にこだわっているという。
原料の竹を高温の土窯で焼き上げ、ギャザーミルという新方式の微粉砕機で微粉末パウダーにしたのち、分級して粒の細かさを整える。
粒の大きさは15ミクロン(0.015mm)と非常に細かく、無味無臭。パンやケーキ、クッキー、麺類など幅広い食品に黒い色付けを楽しめる。
竹炭パウダーの摂取目安量と使い方
竹虎によると竹炭の孔の中には、竹が地中から吸い上げたカルシウム、カリウム、ナトリウム、鉄分などの天然ミネラルが豊富に、水に溶けやすい状態で含まれているという。
パン生地など全体量に対し、竹炭パウダー使用量は全体量の1~3%が目安。水やコーヒーなどの飲み物に混ぜたり、直接飲むことも可能。
竹炭パウダーの食べ過ぎが良くないということは特にないが、竹虎では1日の摂取目安量として耳かき2~3杯程度をすすめている。一度にティースプーン1杯程度を使用する人も多いという(耳かき3杯が約0.2g、ティースプーン1杯が約2g)。
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竹炭パウダーを使ったフード・ドリンク
竹虎の公式サイトでは、「竹炭ベーグル」「竹炭ミートパイ」「手打ち竹炭うどん」「竹炭レモネード」などの調理レシピを公開している。
また、竹虎のInstagram公式アカウント(@taketora1894)では、竹炭パウダー購入者による料理などの投稿写真をギャラリーとして掲載している。黒いパンや黒いケーキ、黒いパスタ、黒いリゾットなど、見ごたえのある真っ黒な料理が揃うギャラリーは壮観なだけでなく、アイディアの参考としても有用だ。
真っ黒なパンやスイーツ、ドリンク作りに興味があれば、ひとまず竹虎の公式サイトやInstagramを覗いてみてはいかがだろうか。