山の上ホテル全館休業、2024年2月13日から「老朽化への対応検討」で

「山の上ホテル」(東京都千代田区神田駿河台1丁目1)は2024年2月13日から、全館休業する。

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文豪に愛された「山の上ホテル」

「山の上ホテル」のホテルとしての開業は1954年(昭和29年)1月20日。川端康成、三島由紀夫、池波正太郎ら数多くの文豪に愛され、定宿とされた“文化人のホテル”として知られる。出版社の多く建つ神田・神保町に近い立地もあり、創業当初から作家がいわゆる「カンヅメ」で執筆活動を行うために利用されることが多くあったという。

「山の上ホテル」休館は老朽化への対応検討のため

10月23日、山の上ホテル公式サイトに掲載された「全館休業のお知らせ」によると、今回は創業70周年を迎えるにあたり、竣工から86年を迎える建物の老朽化への対応を検討するため、“当面の間”休館するという。休館期間等は未定。

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直営店は営業継続

山の上ホテルの直営店「てんぷら山の上Ginza」「てんぷら山の上Roppongi」「てんぷら山の上日本橋三越本店内」「レストランヒルトップ順天堂医院内」については、営業を継続する。

山の上ホテルは「皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解を賜りますよう心よりお願い申し上げます」などとしている。

山の上ホテル 全館休業のお知らせ