【祇園辻利新業態「ぶぶる」】京都駅に出店 “揉み茶”使用メニュー･お土産販売、「玉露ピンクグレープフルーツ」などティードリンク100通り以上、茶葉使用フード「ぶぶるさんど」「ぶぶるヌードル」など

宇治茶の製造販売などを行う祇園辻利(京都市東山区)は10月20日、東海道新幹線京都駅2階中央口前の商業施設「アスティ京都」に新業態「ぶぶる」を出店した。

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祇園辻利とは

「祇園辻利」は、1860年に山城国宇治村(現在の京都府宇治市)で創業した宇治茶専門店。屋号の「辻利」は、初代･辻利右衛門の名前に由来する。

戦後、京都･祇園に店を構えたことから「祇園辻利」に改名し、現在に至る。1978年に甘味処「茶寮都路里(つじり)」を出店。「茶寮都路里」では、宇治茶専門茶寮として一番人気の「特選都路里パフェ」など、宇治茶を使用したスイーツを提供している。

祇園辻利の新業態「ぶぶる」とは

「ぶぶる」では、老舗茶舗ならではの知見と技術を生かした“揉み茶”を軸にした商品を展開。

煎茶、玉露、ほうじ茶、玄米茶などを使ったドリンク、フードメニュー、お土産商品をそろえている。

ドリンクでは、日本初上陸となる茶葉専用ミル機を導入し、メニューに応じたお茶の「淹れ方」ができるようにしている。

また、抹茶のように粉状にした揉み茶を使用した「食するお茶」商品を開発。茶殻の廃棄を少なくするなど、人や環境に優しいサスティナビリティー商品づくりにも挑戦しているという。ブランド名は、京言葉でお茶を意味する「ぶぶ」を“体験する”との意味を込めて、「ぶぶ“る”(動詞)」としている。

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「ぶぶる」の主な商品紹介

ドリンクメニュースカッシュ、ティーシェイクなど全8種類

ドリンクメニューでは、スカッシュ、ティーシェイク、ティーラテ、オーガニック、ノンカフェインなど全8種をラインアップ。

日本初上陸の本格的なエスプレッソでの抽出を可能にする茶葉専用ミル機を導入するなど、ドリンクの“淹れ方”を工夫している。フルーツ(ライチ、クランベリーなど)、ハーブ(カモミール、レモンマートルなど)、お茶の濃度を組み合わせた100通り以上の味わいを提案している。

「玉露ピンクグレープフルーツ」

「玉露ピンクグレープフルーツ」は、玉露とピンクグレープフルーツを組み合わせたスカッシュ。750円(以下税込)。

「ティーシェイクほうじ茶クランベリー」

「ティーシェイクほうじ茶クランベリー」は、ほうじ茶とクランベリーを組み合わせた。5段階の濃さで、自分好みにカスタマイズできる。690円。

「ティーラテ玄米茶バナナラテ」

「ティーラテ玄米茶バナナラテ」は、玄米茶とバナナを組み合わせたティーラテ。630円。

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フードメニュー茶葉使用「ぶぶるさんど」「ぶぶるヌードル」

フードメニューでは、茶葉を練り込んだ特製のパンと植物性のソイバターにも茶葉をふんだんに使用した「ぶぶるさんど」、「玉露」の特製つゆをかけて食べる「ぶぶるヌードル」を発売する。

「ぶぶるさんど」

「ぶぶるさんど」は、「玉露あんこ」「ほうじ茶あんこ」「玉露ガーリックしば漬け」「ほうじ茶ガーリックすぐき」の4種類のフレーバーを展開する。各270円。8個入りセット(各種4個入り)/2160円。

「ぶぶるヌードル」

「ぶぶるヌードル」は、ヘルシーな「シーウィードヌードル(わかめ麺)」に「玉露」の特製つゆをかけて食べる“新感覚ヌードル”。「とうふミート(トッピング:薄揚げ＋白髪葱＋しば漬け＋TOFU MEAT)」と「やまいもオクラ(トッピング:薄揚げ＋白髪葱＋しば漬け＋山芋オクラ＋わかめ)」の2品をラインアップ。各1080円。