駅弁「峠の釜めし」をはじめ各種弁当の製造販売を行う荻野屋(おぎのや、群馬県安中市)は11月18日、「きかんしゃトーマス」とコラボした「峠の釜めし きかんしゃトーマスver.」を発売する。
「きかんしゃトーマス」とは
アニメ作品「きかんしゃトーマス」は、イギリスの牧師・ウィルバート・オードリーによる絵本「汽車のえほん」(原題「The Railway Series」)を原作とする。架空の島“ソドー島”を舞台に、顔と意思を持った機関車たちが働く物語。イギリスで1984年、鉄道模型を使用したモデルアニメーション(人形劇)「きかんしゃトーマスとなかまたち」が初めて放送されると人気を得て、現在では世界180以上の地域で放送が行われている。
日本では1973年にポプラ社が「汽車のえほん」シリーズを出版し、1990年から「きかんしゃトーマス」シリーズのテレビ放送が開始された。放送開始当時は鉄道模型を使用した人形劇だったが、2010年以降は3DのフルCGアニメとなっている。
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荻野屋×きかんしゃトーマス「峠の釜めし きかんしゃトーマスver.」を発売
「峠の釜めし きかんしゃトーマスver.」は、トーマスが描かれた掛け紙や、トーマスカラーの「ブルー」の陶器の器を使用したコラボ限定デザイン。掛け紙には、荻野屋本店がある群馬県安中市の観光名所で、紅葉が美しい「碓氷第三橋梁(通称:めがね橋)にやってきたトーマス」が描かれている。
税込1600円。販売期間は2024年2月29日まで。ただし数量限定のため、期間中でもなくなる場合がある。
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「峠の釜めし きかんしゃトーマスver.」販売店舗
- 群馬県「荻野屋横川店」「上信越自動車道横川SA(上り線)」
- 長野県「荻野屋諏訪店」「上信越自動車道東部湯の丸SA(下り線)」「軽井沢駅売店」
- 東京都「荻野屋GINZA SIX」「荻野屋八幡山」「荻野屋 弦 有楽町」「OGINOYA OHACO」「日本橋 高島屋」
- 埼玉県「関越自動車道上里SA(上り線) 峠の釜めし売店」
上記以外にも、販売箇所が増える場合がある。詳細は「峠の釜めし本舗おぎのや」ホームページで告知する。
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おぎのや×きかんしゃトーマス オリジナルステッカーをプレゼント
「峠の釜めし きかんしゃトーマスver.」を購入すると、1食につき1枚、オリジナルステッカーがもらえる。絵柄は全4種類。「トーマス」(水色)、「パーシー」(緑色)、「ジェームス」(赤色)、「ゴードン」(水色)、各キャラクターのソロカット。ランダム配布のため、キャラクターの選択は不可。
なお、比較的小型の「トーマス」と「パーシー」は機関車本体のボイラーの横に水タンクが付いている「タンク式蒸気機関車(タンク機関車)」。大型の「ジェームス」「ゴードン」は「テンダー式蒸気機関車(テンダー機関車)」で、石炭と水を積載した炭水車(テンダー)をけん引している。
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峠の釜めし「荻野屋(おぎのや)」とは
「荻野屋(おぎのや)」は、看板商品「峠の釜めし」など各種弁当料理の製造販売事業を行う。創業は、1885年。群馬県で旅館業と料理屋として創業し、同時に横川駅で弁当販売も開始した。
看板商品「峠の釜めし」は1958年発売。保温性のある陶器に入った温かい「峠の釜めし」は、冷たいままで食べるのが当たり前だった当時の駅弁の常識を覆し、ヒット商品になった。1958年の発売以来、現在まで累計約1億7000万個発売している。