【100円おせち・150円おせち実食レビュー】「伊達巻」「伊達焼」食べ比べ/ローソンストア100

ローソンストア100が12月25日(月)に発売した「100円おせち」「150円おせち」シリーズ。「100円おせち」は31種類、「150円おせち」は14種類、合計45種類が食べきりサイズで展開されている。

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日本伝統のお正月文化として続いてきた「おせち」だが、近年は特に若い世代で“おせち離れ”が進んでいるという話もある。重箱に敷き詰められた華やかなおせち料理は魅力的だが、好みに合わない品目があったり、食べているうちに食傷気味になる気持ちも分かる。

好きなものだけを選んで買える気軽な「100円おせち」「150円おせち」も、文化を次世代につないでいくという意味では価値の高い商品なのではないだろうか。

当サイト「ランチバッグ」編集部では順次、「100円おせち」「150円おせち」シリーズ商品を実食し、紹介していく。

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150円おせち「伊達巻」「伊達焼」/ローソンストア100

本稿で紹介するのは「150円おせち」の「伊達巻(だてまき)」と「伊達焼(だてやき)」(各税込162円)。

“おせち料理の中に入っているロールケーキみたいなやつ”として「伊達巻」の存在は知っていても、「何者だか考えたこともなかった」「カステラのような、玉子焼きのような何かだと思う」というくらいにしか気に留めていない人も多いのではないだろうか。実は、これまで筆者もその一人だった。

今回、実食するにあたって事前に調べたところによると、「伊達巻」「伊達焼」の正体は、玉子(鶏卵)と魚のすり身に砂糖を加え、焼いたもの。パッケージを開け、匂いをかいでみると、たしかに魚らしい香りがある。

「伊達巻」は巻物のような形から学業成就の願いをこめた縁起物とされる。卵を使っているので、子孫繁栄の願いも込められているそうだ。

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150円おせち「伊達巻」実食レビュー

ローソンストア100の説明によると、「150円おせち」の「伊達巻」は「しっとりと滑らかな舌ざわりとほど良い甘さ」。

実際に食べてみると、慣れ親しんだお正月の味。比較的、身の詰まった伊達巻で、カステラ的なフカフカした食感ではない。

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150円おせち「伊達焼」実食レビュー

巻かれていない「伊達焼」は主に西日本で食べられており、東日本出身の筆者は今までの人生で目にした記憶がない。

ひょっとしたらどこかで食べたことがあるのかもしれないが、重箱に詰まったおせち料理のひとつとして入っていたとしても、何という料理か分からないまま食べ、見た目にもつかみどころがないので、そのまま忘れ去って今日に至っていると思う。

要は「巻いていないだけで、伊達巻と同じもの」だと思って食べてみると、甘い。同じ「150円おせち」シリーズの「伊達巻」と比べて甘みが強く、ずっと身が詰まっている。

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150円おせち「伊達巻」「伊達焼」のカロリーと栄養成分

パッケージ裏の栄養成分表を確認してみる。

「伊達巻」は内容量85gあたり、エネルギー(カロリー)156kcal、たんぱく質8.9g、脂質5.2g、炭水化物18.3g、食塩相当量0.84g。比較のために100gあたりを試算すると、エネルギー(カロリー)183.5kcal、たんぱく質10.5g、脂質6.1g、炭水化物21.5g、食塩相当量0.99g。

「伊達焼」は内容量80g。栄養成分表の記載は100gあたりで掲載されており、エネルギー(カロリー)217kcal、たんぱく質11.1g、脂質3.0g、炭水化物36.2g、食塩相当量1.3g。

「伊達巻」と「伊達焼」で炭水化物の量に大きな差があり、「伊達焼」の方が砂糖の使用量が多いことがうかがえる。

150円おせちの「伊達巻」「伊達焼」はどちらも甘口のメニューだが、比較的甘さ控えめが好みであれば「伊達巻」、より甘いものを求める人は「伊達焼」を選ぶのが良いようだ。

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