【スシローのバレンタイン2024】「かなりブラックサンダーなアイスケーキバー」「本命のザクふわブラックサンダーパフェ」食べ比べレビュー【有楽製菓コラボスイーツ】

回転寿司「スシロー」が1月10日(水)に発売した「かなりブラックサンダーなアイスケーキバー」「本命のザクふわブラックサンダーパフェ」。

本格的かつ戦略的にスイーツを開発するスシローのスイーツブランド「スシローカフェ部」の新メニューで、有楽製菓(ユーラク)のチョコレート菓子「ブラックサンダー」とのコラボスイーツだ。2024年バレンタインに向け、“義理”と“本命”に分けた2商品を同時発売している。

当サイト「ランチバッグ」編集部では発売日にスシロー店舗を訪れ、食べ比べしてきた。

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ブラックサンダーとは

有楽製菓の「ブラックサンダー」は、「黒い雷神」「おいしさイナズマ級!」のキャッチコピーで知られるチョコ菓子。ココアクッキーとプレーンビスケットをチョコレートでコーティングしており、ザクザクとした食べ応えのある食感が特徴。ココアのほろ苦さとチョコレートの甘みのマッチングを楽しめる。

スシローの期間限定スイーツ「かなりブラックサンダーなアイスケーキバー」は数量限定で、販売予定総数49万食が無くなり次第終了する。1日の販売数には限りがある。テイクアウト(持ち帰り)は不可。

値段は税込250円を基本とし、一部店舗では税込260円、税込280円(スシローでは「郊外型」「準都市型」「都市型」の3種類の店舗区分を設け、異なる価格でメニュー提供している)。

注文用タッチパネルのメニュー画面には大きく「義理スイーツ」の表記。義理を義理だとハッキリさせるあたりが「ブラックサンダー」らしいユーモアセンスだ。

注文品の「かなりブラックサンダーなアイスケーキバー」は、黒い角皿に乗って登場。有楽製菓の「ブラックサンダー」を模したパッケージには、「冷たい雷神」「おいしさスシロー級!」のキャッチコピーが記載されている。

パッケージから取り出し、スプーンですくおうとするも、上面のチョコレートに跳ね返される。硬い。何度か試してみたが、スプーンですくうには硬すぎる。テーブル上や回転レーンの上を見まわしてフォークを探すが無い。

戸惑いの中でパッケージを見返すと、きちんと注意書きが載っていた。「袋を持って食べましょう」「スプーンでは歯が立ちません」。本当に歯が立たなかった。

あらためて「かなりブラックサンダーなアイスケーキバー」を袋に戻し、かじりつく。

「硬い食べ物を手で持ってかじりつく」という、思い人の前では少しためらわれる形態が義理の義理たるゆえんとも感じるが、スプーンでは歯が立たなかった上面のハードチョコも、かじる分に問題のある固さではない。崩れることもなくキレイに食べられる。

ココアクッキーとプレーンビスケットが使用されており、チョコムースの甘みやザクザク食感が楽しめる、ブラックサンダーらしいアイスケーキだ。

続いて、「本命のザクふわブラックサンダーパフェ」。数量限定で、販売予定総数は43万食。1日の販売数には限りがある。テイクアウト(持ち帰り)は不可。

値段は税込390円を基本とし、一部店舗では税込400円、税込420円。

パフェには苺とミルク風のマーブルアイスと、チョコアイス、ココアクランチ、ブラックサンダーのミニバーがトッピングされている。

苺とミルク風のマーブルアイスはマシュマロ入り。可愛らしいハートのマシュマロも添えられている。ザクザクしたクランチ入りアイスやブラックサンダーのミニバーの合間に食べるマシュマロの、ふわっとやわらかい食感が楽しい。

パフェに立っているピックには「おいしさスシロー級!」と「恋する雷神」のキャッチコピー。裏面に二次元コードが掲載されており、スマホで“アイビー茜先生”の恋愛タロット占いを楽しめる。タロット恋愛占いくじを引いた人の中から100人に、「ブラックサンダー」1箱20本入が当たるキャンペーンも実施されている。

「かなりブラックサンダーなアイスケーキバー」「本命のザクふわブラックサンダーパフェ」を食べ終えた感想として、存分に楽しめながらも“軽い”ということが印象的だった。

寿司でお腹を満たした後のデザートとして楽しむことが想定されている、「スシローカフェ部」ならではの軽さだろう。

「義理」と「本命」の2商品、どちらか一方とは言わず、恋人や夫婦でシェアしながら、両方を食べ比べて楽しんでみてはいかがだろうか。