くら寿司は9月22日、「日本の漁業を応援」キャンペーンを開始し、「くらの逸品シリーズ」特別企画第1弾として「国産肉厚ほたて(一貫)」を全国発売する。
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くら寿司の「日本の漁業を応援」キャンペーンは、地域の国産天然魚をもっと手軽においしく楽しんでもらうため、7月から全国で展開している「くらの逸品シリーズ」の特別企画。「くらの逸品シリーズ」は、全国を22のグループに分けて、各地域で漁獲された地魚をその地域を担当する加工場で加工して、その地域内の各店舗で提供する。それぞれの地域の“旬の地魚”が楽しめる「地魚地食(じざかなじしょく)」の取り組み。
9月22日に発売する「国産肉厚ほたて(一貫)」は、肉厚な国産のホタテを使用。シャリを覆い隠すほどの大きなホタテは、柔らかく甘みがあり、“食べ応え抜群”だという。税込280円。店舗により価格が異なる。予定数量に達し次第、販売終了。
くら寿司は、日本での水産物漁獲量の減少を背景に、多くの水産物を取り扱う企業として、これまで漁業創生の取り組みに力を入れてきた。2010年にスタートした「天然魚プロジェクト」では、漁港で獲れる魚を直接買い付け、独自ルートで配送することで、新鮮な国産天然魚をより安く、よりおいしい寿司ネタとして提供するだけでなく、漁業者の収入安定化を図り、共存共栄を目指している。「天然魚プロジェクト」を通じて、現在、日本全国116の漁港・漁協と直接取引を推進。「天然魚プロジェクト」で培ったネットワークを活用し、2023年4月に「くらの逸品シリーズ」を導入、7月から全国で展開している。
くら寿司では、「今後も日本の漁業者様と共存共栄を図りながら、国内水産業の持続的な発展を共に推進するとともに、日本の漁業創生への取り組みを積極的に行ってまいります」としている。