明治19年創業の老舗「コヤマ菓子店」(宮城県気仙沼市)は、「さんまパイ」を宮城県の道の駅3店舗(大谷海岸、三滝堂、上品の郷)で12月8日(金)から販売する。
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気仙沼土産菓子「さんまパイ」とは
元祖「さんまパイ」は昭和60年代、気仙沼菓子組合有志による「気仙沼銘菓会」が開発。気仙沼を代表するサンマを使い、港町の土産品として親しまれた。
売上不振とともに販売店が年々減少し、2018年に販売を終了したが、2023年10月にコヤマ菓子店が復活発売。「気仙沼ふるさと支援寄附金(ふるさと納税)」の返礼品にも選ばれている。
コヤマ菓子店の五代目店主・小山裕隆氏によると、「お菓子そのものも、パッケージも、以前のさんまパイを引き継いだ要素はほとんどない」という大幅刷新を実施。“新生さんまパイ”としてのリバイバル発売となっている。
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コヤマ菓子店「さんまパイ」販売概要
「さんまパイ」のラインナップは6個入・税込1814円、12個入・税込3218円。道の駅大谷海岸、道の駅三滝堂、道の駅上品の里で12月8日(金)に販売開始。コヤマ菓子店(宮城県気仙沼市魚市場前1-31)とコヤマ菓子店とオンラインストアでも販売している。なお、オンラインストアでは「さんまパイ」単品の販売はせず、ギフトセットのみ(2023年12月6日現在)。賞味期限は常温で90日。
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新生「さんまパイ」のポイント
コヤマ菓子店の新生「さんまパイ」は素材と製法にこだわりっており、上品でやさしい甘さのきび糖、発酵バター100%のパイ生地、“気仙沼産”のさんまパウダー、気仙沼産の天然塩などを使用している。厚焼きクッキー・ガレットブルトンヌとパイ生地を層状に重ねて形成した後、きび糖と気仙沼産さんまの削り節をまぶして焼き上げ、軽くも食べ応えのある食感とバターが香るリッチな味わいに仕上げた。
「さんまパイ」のロゴとともに描かれているのは、トラックの荷台から落ちた大ぶりなサンマをくわえたネコのおしゃれなイラスト。サンマの大漁に沸いた昔の気仙沼をイメージしたという。パッケージもリニューアル前の「さんまパイ」のレトロな雰囲気を残したかわいいデザインのスリーブに、高級感のある缶入り。また個包装も小分けで食べやすくリニューアルしている。