ペンギンベーカリーの「とべない食パン」。北海道産小麦ゆめちからを100%使用した食パンで、ペンギンベーカリーの人気No.1商品です。
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ペンギンベーカリーとは
ペンギンベーカリーは2016年、北海道恵庭市に1号店をオープンしたベーカリー。かわいらしいペンギンのキャラクターが描かれた看板が目印です。積極的にフランチャイズ展開しており、2024年1月13日時点では、全国42店舗。特に新店舗のオープン時には長蛇の列ができることも多く、“行列のできるパン屋さん”として知られています。
主なメニューは「とべない食パン」のほかに、カレーパングランプリで“最高金賞”を獲得した「カレーパンフォンデュ」や“4年連続金賞”の「海老カレーパンフォンデュ」、顔が隠れるほど大きいリング揚げパン「もちべえ」、バター・岩塩でシンプルに仕上げた「大地と大空の塩パン」など。
北海道ご当地グルメ「サンギ串」「峠のあげいも」などのサイドメニューも販売しており、パンと合わせて楽しめます。
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ペンギンベーカリー「とべない食パン」とは 店内ポスターに誕生秘話
ペンギンベーカリーの看板商品「とべない食パン」は、1斤税込370円、2斤(1本)税込700円。北海道産小麦ゆめちから100%使用の食パンです。特徴は“中はもっちり、耳はクリスピー”な食感とのこと。卵・乳製品・ハチミツ・バター・マーガリン不使用で、ちいさな子供やアレルギーを持つ人にも安心です。
店内に貼られているポスターの「『とべない食パン』の誕生秘話」によると、「毎日の食卓に小さな幸せを届ける食パンをつくりたい」というペンギン創業者の気持ちから開発がスタート。
北海道で新しく生まれた小麦の新品種「ゆめちから」にたどりつき、発酵方法や焼成方法をみつけるために試作・試食を繰り返して、“季節がふたつ過ぎた頃”の2015年11月、試食を手伝っていた創業者の娘さん(当時5歳)から「パパ、このパン今までの中でいちばん美味しい」という言葉があり、「ペンギンゆめちから食パン」が完成したそうです。
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ペンギンベーカリー「とべない食パン」パッケージ
当サイト「ランチバッグ」編集部では、ペンギンベーカリーの店舗で「とべない食パン」を購入。持ち帰って実食します。
ペンギンベーカリーで販売されている「とべない食パン」には、4枚切り、5枚切り、6枚切り、8枚切りや、カットしていないものなどがあります。
今回購入したのは、ほどよく厚めで、もっちり感を楽しめそうな5枚切り。パッケージに描かれたペンギンのイラストが可愛いです。商品名は「とべない食パン」ですがイラストは「飛んでいるペンギン」に見えなくもありません。
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ペンギンの食パンのおいしい食べ方・保存方法
店内には「ペンギンの食パンのおいしい食べ方」を説明するポスターがありました。
購入当日から2日目までは、袋の口をしっかり絞って保存。ただし焼き立ての場合は冷めるまで袋の口を少し空けます。
焼き立てパンは生のまま食べるとふんわり感がたまらず、2日目は熟成感が感じられるとのこと。サンドイッチもオススメだそうです。
2日目までに食べきれないときは、1枚ずつラップで密閉し、袋に入れて冷凍保存することで美味しさが長持ちします。食べるときは解凍せず、冷凍状態のままトースターで焼くのがポイントです。
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ペンギンベーカリー「とべない食パン」実食 そのまま生で
今回は焼き立てではありませんが、まだ2日を過ぎてはいないので、トーストにはせずそのまま食べます。袋から取り出してお皿に置きます。見た目は特筆することのない、“普通の食パン”という印象です。
少しちぎって口の中に放り込みます。まずは小麦の香りの良さが印象的。
コンビニなどで売られている大手メーカーの食パンよりは少し甘い感じもありますが、“高級食パン”としてブームになった「銀座に志かわ」や「乃が美」のような、わかりやすく“高級感のある味”の食パンではありません。
ただ、噛んでみると、もっちもちの弾力が楽しい! バターもジャムも要りません。 香りの良さと噛み応えの妙か、どんどん食べ進めてしまいます。普段なら5枚切りのパンは1枚だけで十分な筆者が、2枚目を食べ終え、3枚目に手を出すか迷ったくらいです。
決して“ふんわり軽いからいっぱい食べられる”ということではなく、「しっかりお腹にたまりそうな食べごたえのある食パンなのに、菓子パンのように甘いわけでもないのに、なぜか手が止まらない」という、不思議な魅力です。
ペンギンベーカリー「とべない食パン」実食の感想
ペンギンベーカリーの「とべない食パン」は、“朝食や昼食で日常的に食べたい、最高品質の食パン”という印象でした。全国各地で行列ができる評判になるのも納得です。