栃木県那須町の「レストラン那須高原バル」は10月7日、オリジナル商品「九尾の狐弁当」を発売した。
【那須高原バル「九尾の狐コース」】9つの地場産食材を使用した9品のコース料理を神獣にお供え
「九尾の狐弁当」は瑞獣としての「九尾の狐」へのお供え物をイメージした、那須高原ご当地弁当。販売価格1600円。メニュー9品はいずれも栃木県の特産品をふんだんに使用しており、これからの紅葉シーズンにも最適な商品になっているという。
【岐阜県・稲豊園「おど菓子て み妖怪!」予約販売】“一つ目小僧・天狗・人体模型”3個セット、妖怪好き和菓子職人が手掛けるハロウィン和菓子第2弾
那須高原バル「九尾の狐弁当」内容
「九尾の狐弁当」メニュー内容は以下の通り。
・那須産もち米使用のおこわ稲荷
・那須産コシヒカリのきのこ佃煮のせ
・栃木県産小麦イワイノダイチ使用のうどん
・栃木県星種豚場の豚肉使用ソーセージカツ
・那須高原和牛のハンバーグ
・那須鶏の唐揚げ
・那須御養卵の卵焼き
・那須産(栃木県産)野菜のかき揚げ
・那須産(栃木県産)野菜の香の物
販売期間は2023年10月7日から2024年1月14日まで。WEBか電話受付による3日前までの事前予約制で、受け渡しは「那須高原バル」店舗で行う。「那須高原バル」店内では別途、うどん・そばを選べる「九尾の狐御膳」も販売している。
【崎陽軒】ハロウィン限定「黒シウマイまん&かぼちゃまん」2023、かわいい一口サイズの中華まんじゅう詰め合わせ
那須「九尾の狐伝説」と「プロジェクト9b」とは
「九尾の狐」といえば那須高原の「殺生石」伝説で知られている。平安時代に絶世の美女「玉藻の前」に化けて時の帝をたぶらかし、最後には那須高原に追い詰められ「殺生石」に変じたという。この「殺生石」は2022年3月に真っ二つに割れ、「九尾の狐の封印が解けた」と話題になった。
日本では恐ろしい妖怪としてのイメージがある「九尾の狐」だが、古代中国では平和な時代に現れる瑞獣であったという。「殺生石」が割れ、自由になった「九尾の狐」も、いまごろ風光明媚な那須高原で紅葉の訪れを待っているのかもしれない。
那須町観光協会では「九尾の狐伝説」をモチーフに「プロジェクト9b」を主催している。「九尾の狐」をモチーフにしたキャラクターを通して、AR(拡張現実)デジタルコンテンツを使用した企画や、観光地とのコラボ・グッズ展開で那須観光を盛り上げるプロジェクトだという。
「九尾の狐弁当」パッケージにも使用されている「プロジェクト9b」メインイラストを描いたのは漫画家・イラストレーターの姫川明輝(ひめかわあきら、姫川明)。人気ゲームシリーズ「ゼルダの伝説」のコミカライズを多数手がけている二人組ユニットだ。アニマルアートを得意とし、幻獣や瑞獣を扱うアートイベント・展覧会に寄稿しているほか、「プロジェクト9b」のアートディレクターも務めている。
那須高原バル「九尾の狐弁当」プレゼントキャンペーン
那須高原バルでは「九尾の狐弁当」の発売を記念して、「九尾の狐弁当」2個セットが抽選で1名に当たるプレゼントキャンペーンを実施中。応募は1人1回、期限は10月16日まで。応募フォーム=https://forms.gle/8q78be4JqJ7qTeMs6