塚田農場“日本相撲協会”コラボ「大相撲塚田場所」10月12日開幕、協会監修ちゃんこ鍋など9品発売、お相撲さんに見立てた「季節の白くま『栗ノ熊関アイス』」も

エー･ピーホールディングスが展開する居酒屋チェーン「塚田農場」は10月12日、「大相撲塚田場所」と題して、日本相撲協会とのコラボメニューの提供を開始する。

「大相撲塚田場所」では、「大相撲」をキーワードにした「日本相撲協会監修塚田農場のちゃんこ鍋」「地鶏炭火焼力士みそ」「季節の白くまアイス『栗ノ熊関アイス』」など、メニュー9品を展開する。

実施期間は11月30日まで。全国の「宮崎県日南市塚田農場」「宮崎県日向市塚田農場」「鹿児島県霧島市塚田農場」で提供する。

「大相撲塚田場所」期間中、塚田農場アプリ内の役職が大相撲の番付に変わる。また、X(旧Twitter)公式アカウント(@tsukada_nojo_)で食事券が当たるキャンペーンを開催する。

エー･ピーホールディングスは9月14日、日本相撲協会とのオフィシャルスポンサー契約締結を発表。それに伴い、塚田農場は10月1日から1年間、日本相撲協会のオフィシャルスポンサーとして活動していく。飲食ブランドが日本相撲協会のスポンサーとなるのは、今回が初めてだという。

〈「大相撲塚田場所」コラボメニュー〉

「日本相撲協会監修塚田農場のちゃんこ鍋」は、商品開発にあたり、担当者が両国にあるちゃんこ鍋の名店をいくつも食べ歩き、相撲部屋で一緒に食事をするなどして、ちゃんこ鍋へのこだわりやアレンジ方法を探求。「ちゃんこ」「大相撲」の要素を塚田農場の料理に融合させて開発した。

スープは塩･醤油･味噌の3種の中から選べる。全てのスープに、塚田農場の隠し調味料「鶏油(チーユ)」を入れることで、出汁の味わいの中に奥行きやコクが感じられるという。1人前＝税込2,490円(以下税込)。用意は2人前から。

強い旨味が自慢の塚田農場の地鶏をメインに、炊くほどうまみが増す貝類やきのこ類で、複雑な味わいの鍋に仕上げている。具材には、地鶏(ムネ･モモの薄切り、生つくね)、ハマグリ、広島産カキ、黒舞茸、シメジ、エノキ、ニラ、九条ネギ、白ネギ、油揚げ、白菜、とうふ、薬味、シメ(ラーメン/うどん/雑炊)を使用。

「日本相撲協会監修塚田農場のちゃんこ鍋」のスープは「鶏と魚のWスープ(鶏塩ちゃんこ鍋)」「鰹と焼きアゴ香る(醤油ちゃんこ鍋)」「合わせ味噌と濃厚鶏白湯(味噌ちゃんこ鍋)」を用意した。

「鶏と魚のWスープ(鶏塩ちゃんこ鍋)」は、国産鶏の清湯(チンタン、濁らないように弱火でじっくりと煮出した動物性スープ)、鰹と焼きアゴで引いた出汁を合わせたダブルスープと「塩かえし」のスープ。日本相撲協会推奨のシメはラーメン。

「鰹と焼きアゴ香る(醤油ちゃんこ鍋)」は、鶏塩スープのベースに鰹と焼きアゴで丁寧に引いた出汁を、芳しく香るオリジナルの「醤油かえし」に合わせた。日本相撲協会推奨のシメは雑炊。

「合わせ味噌と濃厚鶏白湯(味噌ちゃんこ鍋)」は、繊細な出汁と地鶏の旨味が最大限引き出せるように、西京味噌･米味噌をベースに、赤みそ、練りごま、オイスターソースを隠し味に合わせた。上品な味噌のスープに仕上げている。日本相撲協会推奨のシメはうどん。

「力士みそ」は、ニンニクと味噌をベースに作った“おかず味噌”。相撲部屋には、体を作るために、飽きずにたくさん食べられるように部屋ごとに工夫を凝らした「力士みそ」のレシピがあるという。

今回は麹をたっぷり使用した甘口の麦味噌(鹿児島県･藤安醸造)と国産ニンニクを合わせたオリジナルの「力士みそ」を開発。北海道･十勝地方で生産している「新得地鶏(しんとくじどり)」を炭火焼にして、力士みそを絡めた。仕上げに、「清めの塩」に見立てた粉チーズを撒きかけている。2,480円。

「季節の白くまアイス『栗ノ熊関アイス』」は、大相撲の土俵中央に塩や昆布などと一緒に縁起物として「勝栗」が埋められていることに由来したスイーツ。

渋皮入りの栗アイスを使った秋の「白くま」に、チョコレートの「鬢(びん)」とかりんとうの「髷(まげ)」を付けて、力士に見立てた。「途中で付属のエスプレッソをかけて、アフォガート風でお楽しみください。推し力士へのゲン担ぎにどうぞ」としている。680円。

「大相撲塚田場所」では上記のほかに、「国産若鶏のチキン南蛮横綱カレータルタルソース」「力士みそマヨで味わう地鶏のスルメ炭火炙り」「勝男(かつお)ポテト」などのメニューをそろえている。

ドリンクメニューでは、両国国技館で清めの塩に使われている「伯方の塩」を使用した「清め塩日南レモンドリンク」「塩レモンサワー」「塩レモンハイボール」などをラインアップしている。